マイクロソフト純正のオフィスを無料で使う方法

コラム

  • 気軽にワードやエクセルを使いたいけど、マイクロソフト純正のオフィスは高すぎ
  • 無料で純正のオフィスを使える方法って無い?
  • もしくは純正じゃなくても、無料でワードやエクセルの機能を使う方法って無いの?

こういった疑問にお答えします。

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結論から言います

申し訳ありません。純正オフィスの完全な機能を無料で使う方法はありません。
もし、それが可能ならわざわざ高いお金を払ってソフトを買う人がいなくなっちゃいますから。。。

「無料で純正オフィスを使えるって書いてたから来たのにふざけんな!」
という苦情が飛んできそうなので、弁解させてください。

純正オフィスの完全な機能を無料で使う方法はありません。
しかし、条件付きで純正オフィスが使える方法ならあります。←もちろん無料で。

 

ちなみにぼくは、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)の資格で、バージョン2013、2016ともにマスター認定を受けています。
オフィス製品のインストラクター業務も行っているため、マイクロソフトのオフィス製品に精通しています。

純正オフィスを無料で使うための条件とは?

条件付きではありますが、マイクロソフトの純正オフィスを無料で使う方法は現在2つあります。
条件とセットでご紹介しますね。

  • 無料体験版を使う:試用期間が1ヶ月という制限あり
  • Online版を使う:使える機能に制限あり。ネットに繋がっていなければ使えない。

それぞれ詳しくご説明します。

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無料体験版を使う

現在のオフィス製品には、サブスクリプション版といって月額課金でオフィスを利用できるプランがあります。
Office365という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

現在のオフィスについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

サブスクリプション版は、お試しとして1ヶ月間だけ無料でオフィスの全機能を使うことができます。
以下のサイトから利用できます。

Office 365 を無料で試す―マイクロソフト公式サイト

注意すべき点として、無料体験版を使うためにはクレジットカードが必要になります。
継続する気がなくても必須です。

また、1ヶ月経つと自動で契約が更新されてしまいますので、その前に自分で契約を切る必要があります。

とはいえ1ヶ月1,000円程度なので、ランチを1回ガマンすれば使える価格なのですが。。。爆
「短期間だけ使いたい」「使い心地を試してみたい」という方にオススメです。

Online版を使う

ブラウザ上で動く、純正オフィスのオンライン版です。現在ワード・エクセル・パワーポイントの3つが利用できます。
認知度的にはGoogleのスプレットシートの方が上ですかね?

利用できる機能が制限される & ネットに繋がってないと利用できない
というデメリットもありますが、基本的には無料で使えるサービスです。
以下のサイトからOffice Onlineにアクセスできます。※マイクロソフトアカウント(無料)が必要です。
無料の Office Online アプリ―マイクロソフト公式サイト

「実際にどんな機能が制限されるの?」という部分が気になるかと思いますので、
よく使う機能の中で、Online版で制限されてしまう機能をざっくりまとめました。

Word

  • テーマの編集ができない
  • 段組ができない
  • 図形の挿入ができない
  • クイックパーツを利用できない
  • 目次の作成ができない
  • 宛名の差し込み印刷ができない

Excel

  • 使用できる関数が制限される(VLOOKUPやIFなどよく使う関数は利用可)
  • ピボットテーブルが使えない
  • ページレイアウト全般の設定がない
  • 名前の定義ができない
  • マクロが使えない
  • テキストボックスが使えない

PowerPoint

  • アニメーションの数が少ない
  • アニメーションや画面切り替え効果のプレビューができない
  • 1つのオブジェクトにアニメーションを1つしかつけられない
  • スライドマスターの設定ができない
  • スライドショーの機能がない

また、全部に共通する点として以下があります。

  • 常時ネット接続が必須
  • ネット回線の速度によって、動作が遅くなる場合がある
  • 使用できるフォントの種類が少ない

ぼくも実際に使ってみたのですが、基本的なことはそれなりにできる印象です。
上記に書いてある内容が「なにそれ?」という方は、おそらくOnline版でも十分利用できるのではないかと思います。

逆にOnline版のメリットもありまして、以下のとおりです。

  • 作成した内容がリアルタイムで保存される(設定の必要なし)
  • ファイルの共有が超カンタン

このあたりの機能は、通常のOfficeでも使えますがちょっとした準備が必要になります。
詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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妥協して互換ソフトを使う

マイクロソフト純正じゃなくてもいいから、とにかく無料で使いたい!という方におすすめなのが、互換ソフトを使う方法です。

有名なのは以下の2つです。無料で使えるほか、Windows / Macの両方に対応しています。

  • LibreOffice
  • Apache Open Office

デメリットとして、参考書やマニュアル本が少ないので、分からないことを調べにくい点があります。
パソコンがあまり得意じゃない方には、あまりおすすめできません。

まとめ

いろいろご紹介しましたが、自分の利用スタイルに合わせて選ぶのがいいと思います。

  • 仕事でゴリゴリ使いたい→製品版買いましょう。。月1,000円程度で利用できます
  • 仕事でも使うけど、作業ボリュームは大きくない→Office Onlineがおすすめ
  • プライベートでちょこっと使う程度→Office Onlineもしくは、互換ソフトがおすすめ

自分に合った使い方を見つけて、お得にオフィス製品を利用しましょう!

不明点などはお気軽にメッセージください。