【コピペOK】納期から逆算して出荷日を出す方法
エクセルで、納期から逆算して出荷日を自動で表示したい。
ただし休日は含めず、営業日のみで計算してほしい。
カンタンにできる方法ってあるの?
こういった疑問にお答えします。
コピペでいいから、すぐに使いたいという方のために、数式を先に書いておきます。
出荷日を表示したいセルにコピペしてください。
土日が定休日の場合
=WORKDAY(納期を入力したセル
,日数
,土日以外の休日
)
例)納期から3営業日前を出荷日とする(土日休み)
=WORKDAY(納期を入力したセル
,-3
)
例)納期から4営業日前を出荷日とする(土日+別途休日あり)
=WORKDAY(納期を入力したセル
,-4
,B4:B10
)
土日が定休日の場合は、WORKDAY関数を使うと、カンタンに計算できます。
土日以外が定休日の場合
=WORKDAY.INTL(納期を入力したセル
,日数
,休日
,その他の休日
)
例)納期から3営業日前を出荷日とする(月曜日休み)
=WORKDAY.INTL(納期を入力したセル
,-3
,12
)
例)納期から4営業日前を出荷日とする(月曜日休み+別途休日あり)
=WORKDAY.INTL(納期を入力したセル
,-4
,12
,B4:B10
)
休日は1から17までの数値で設定します。それぞれ以下のように対応しています。
1または省略 | 土と日 |
2 | 日と月 |
3 | 月と火 |
4 | 火と水 |
5 | 水と木 |
6 | 木と金 |
7 | 金と土 |
11 | 日のみ |
12 | 月のみ |
13 | 火のみ |
14 | 水のみ |
15 | 木のみ |
16 | 金のみ |
17 | 土のみ |
ここからは、手順を詳しく解説していきます
納期や出荷日のデータを日付として扱うため、[セルの書式設定]を行います。
出荷日と納期を入力するセルを選択し、右クリックします。
[セルの書式設定]をクリックします。
ダイアログボックスが表示されるので[表示形式]タブ―[日付]の順にクリックします。
右側に表示された[種類]の中から、表示したい形式を選択して[OK]をクリックします。
これで設定した形式で、日付が表示されるようになります。
この設定を最初にしておかないと、関数を使ったときに上手く計算されないことがあるので、注意です。
納期を入力します。
WORKDAY関数を使って数式を入力する
出荷日を表示したいセルに以下の数式を入力します。
赤背景
の部分は、環境に合わせて変更してください。
=WORKDAY(納期を入力したセル
,日数
,土日以外の休日
)
日数には「納期の何営業日前に出荷するか」の日数を指定します。
3営業日前にしたいときは、-3
と入力します。
下の図の場合
=WORKDAY(C4
,-3
)
単純に土日のみを休日とする場合は、上記の形式でOKです。
土日 + 指定した日付を定休日とする場合
土日のほかに、指定の日付を定休日としたい場合は、3つ目の引数に日付が入力されたセル範囲を入力します。
下の図の場合
=WORKDAY(C4
,-3
,E4:E6
)
これで、土日+指定した日付を除外して、出荷日を計算できます。
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土日以外が定休日の場合
土日以外を定休日にする場合、WORKDAY.INTL
という関数を使用します。
数式は以下の形になります。
赤背景
の部分は、環境に合わせて変更してください。
=WORKDAY.INTL(納期を入力したセル
,日数
,休日
,その他の休日
)
休日
という項目が増えています。この部分で定休日を指定できます。
指定には1~17までの数値を使用します。
下の図の場合(定休日:月曜日)
=WORKDAY.INTL(C4
,-3
,12
)
定休日以外の日を休みにしたい場合は、4つ目の引数に日付の範囲を入力します。
例)(月曜日休み+別途休日あり)
=WORKDAY.INTL(C4
,-4
,12
,B4:B10
)
これで定休日を自由に設定して、納期から出荷日を計算できます。
ぜひ試してみてください。