Brother刺繍機で渡り糸切りがされない問題を解決!

刺繍


先日、Brotherの刺繍機で、データ上では糸切りをするように設定しているのに、いざ刺繍すると、糸切りがされないということがありました。

業者さんに聞いたら「ファイルの形式をDSTにして保存してみて」とのことだったので、試してみたら解消されました。

DST形式はタジマフォーマットというもので、ジャンプコード回数を指定できるみたいです。

Brother刺繍機のデフォルトのジャンプコード回数(DST値)は3になっているので、DST形式で保存したファイルのジャンプコード回数が3になっていると、糸切りコードとして認識されます。Decostudioは、デフォルトのジャンプコード回数は3かなと思います。

刺繍機とファイルで、同じジャンプコード回数を指定しないと、うまく糸切りされない場合があるようです。

注意点として、DST形式で保存すると、糸色の情報が無くなってしまうので、刺繍する前に刺繍機側で糸コマの変更が必要です。

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まとめ

今回おきた不具合と解決策をまとめます。

  • 糸切りがうまく機能していないときは、ファイルをDST形式で保存してみる
  • 刺繍機とファイルのDST値は一致させること
  • DST形式で保存すると、糸色の情報が無くなるので、刺繍機で糸コマの変更が必要

今回は、この方法で糸切りがされるようになりましたが、糸切りがされない原因はよく分かりませんでした。本当は保存形式を変えなくても、糸切りしてくれればベストなんですけどね。

いい方法が見つかったら、共有したいと思います。

参考にした記事

【業務用刺しゅうミシン】渡り糸切り/ DST 設定について